入居１０年以上の退去時の原状回復費用について！一体どこまで入居者に請求できる？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

ジョジョさん、おはようございます。基本的に「普通の人が普通に暮らしていてもつく傷や汚れ」については大家さんとお考え下さい。特別傷つけたり、汚したりした場合は請求できる余地はあります。今回はそういった事情もなさそうですし、１０年も住んでいればある程度汚れたり傷ついたりするのも普通だと思いますので、借主さんに請求するのは難しそうです。

通常損耗は家主負担です。借主に請求できるのは特別損耗（借主による汚損破損）に限られます。
最終的には解約時の立会いにより確認する必要があるでしょう。

自主管理オーナーさんのための不動産会社

こんにちは。

J-REC公認不動産コンサルタントで、東京大家塾を主宰している大友哲哉と申します。

今回、契約書を作成されたとこのこと。ご自身で作成されたのでしょうか？　素晴らしいことですね。

私の主宰する東京大家塾でも同様の相談は多く寄せられます。結論から言うと、特約などがないようなら、普通に住んでいて汚れたり傷ついたりした程度なら、入居者に請求することは困難です。その傷や汚れを直す費用は家賃に含まれているとの考え方となります。

逆に言うと、入居者さんの故意や不注意による大きな傷（穴や凹みなど）などで、普通に生活するだけでは生じないものは、請求できることになります。

ちなみに、入居者さんの不注意による大きな傷や汚れは、入居者さんの入っている損害保険で対応できることがあります。詳細はここでは説明しきれませんが、個別にお問い合わせいただければ、入居者の火災保険の活用ノウハウをご案内いたします。


火災保険の最強活用法!!
空室対策だけじゃないCFの最大化

入居者の過失部分がなければ難しいでしょう。
詳しくはガイドラインを確認してみてください。