1年以上続いている借家の家賃滞納！入居していた人の所在が不明？法的に問題なく解決したい…｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

法的に進めるのでしたら、まずは家賃滞納による契約解除（内容証明郵便）を行ったうえで明渡訴訟を提起してください。
相手が行方不明の場合は公示送達となりお客様が勝訴するはずです。その上で強制執行をし室内の残置物を搬出し明渡を完了させます。
時間と費用がかかりますので、まずは連帯保証人もしくは勤務先等に連絡することで関係者に協力を仰いではいかがでしょうか。
法的手続きにつきましては少々煩雑となりますので弁護士に依頼なさることをお勧めいたします。

先ず、電気のメーターがまわっていないか確認してください。
１年も行方不明であれば料金を支払っていないでしょうから、メーターは止まっているはずです。
借家を解体する予定でしたら、入居者と同等の責任のある連帯保証人に貸し主の費用負担で、家財や荷物の処分を承諾し以後異議申し立てをしない旨を書面で貰った上で、処分することが一番簡単で早い方法だと思います。
その際の書面には必ず何時から滞納しているか、何時から物件の出入りがないか、やむを得ず連帯保証人の責任において処分する旨記入してください。

中原総合法律事務所です。

このようなケースは、淡々と、かつ早急に、民事訴訟、民事執行を行ってはいかがでしょうか？

法的手段をとらずに、自分でどうにかすることを「自力救済」と法律の世界では言いますが、近年自力救済に対する司法の姿勢は厳格化していると言っていいと思いますので、十分に注意が必要です。

民事訴訟は、相手方が争うことはないでしょから、期日はそれほど重ねないと思います。

また、訴訟提起を前提にするならば委任された弁護士は職権で住民票の調査ができますので、新住所が判明する可能性もあります。その場合は、話し合いでより早期に解決する可能性も出てきます。

どのような調査をされたかによりますが、本人と連絡が取れる可能性は高いように思われます。
連帯保証人がいればまた解決方法も変わると思います。


・どのようにしたら法的に問題なく解決できますでしょうか？

もし本人と連絡がまったく取れない場合は明渡訴訟をオーナー様もしくは弁護士に依頼して
対応になります。