賃貸アパート入居者が雨漏りの調査を拒否、工事ができない・・・｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

入居者が部屋に入れたくない理由の多くは
・無断でペットを飼っている
・無断で同居者がいる
・ゴミ屋敷の状態
の３つです。
単純に嫌がっているだけかもしれませんが
連帯保証人にも連絡して、協力してもらう必要があるでしょう。

契約書には【立ち入り点検】の項目があるはずです。
書面による通知も同時に行ってください。

契約書にも記載されていると思いますが、状況に応じて貸主は室内に立ち入る権利はございます。その点をきちんと説明の上、ご対応なさってはと思います。
また、入居者がいる時間帯に訪問し話をすれば入れてもらえない理由がわかるのではないでしょうか。
最近は室内が”ゴミ屋敷の状態”ということで拒絶する方がいるようです。

部屋がゴミ屋敷になっていたり、契約違反の事をしている人に限って立ち入りを拒否する場合があります。
契約書にも緊急時などに、部屋に立ち入ることが記載されていると思いますので、日時を指定して強制的に立ち入る事と、都合が悪い場合は都合の良い日時を何日までに連絡する旨を記載し、後日トラブルになったときの証拠として、配達証明付きで通知を出して下さい。

管理会社に委託しているのであれば今の段階で現状報告だけなので今後管理会社でどのような対応をしていくか確認をすれば良いと思います。

特にこれ以上何もできないとのことであれば現在どのような対応を行い話が進んでいないのか
確認を行い、緊急連絡先・連帯保証人への連絡や書面による対応等検討が必要です。

また雨漏りの調査を部屋に入室せずに対応できないか等も業者に確認が必要です。

雨漏りは至急対応が必要なのでどのような過程で進めていくのか管理会社と打ち合わせが必要だと思います。

「契約解除通知を内容証明郵便で発送して説得してみて下さい」
と管理会社にお願いされてみてはいかがでしょうか。
それでもダメな様であれば
「警察にも一緒に立ち入ってもらいますから」
という様なお話をされてみてもよいと思います。
麻薬の栽培なども考えられますから「警察」という単語には敏感に反応するでしょうし、警察に世話になる可能性がある事を認識させる意味合いでも、効果は高いのではと思います。

部屋に入らずに雨漏りの有無を確認できる方法としては
「サーモグラフィカメラ」
を使って検査することも可能と思われます。
その検査は雨漏りトラブルの会社や建物診断（ホームインインスペクション）を行っている会社で検査を受ける事ができます。当然ですが費用がかかりますが・・・。

余談ですが
劣化による雨漏りであればその建物全体で雨漏りが発生する可能性も考えられます。
もし築25年程度経過しているのあれば私は建物診断を行います。後々の様々なリスクを考えれると安いとも思いますし、建物も長く綺麗に保つ事ができると思いますので。

建物診断＝人間で言う健康診断の様なもの