賃貸戸建、退去時に撤去されたエアコン・照明などの設備と所有権について｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

契約書に借主が支出した有益費や必要費は貸主に負担させない旨の一筆があれば拒絶できます。
なお、戸建の地デジアンテナは実質３万ほどなのでエアコンの方が高価です。
その辺を考慮して対応してください。

■照明は設備ですので、返還してもらうべき
■エアコンは残置物ですので、入居者の自由

ですが
地デジ工事も含め、何の相談も無く行ったのでしょうか？
退去するまで、この事実をオーナーが知らなかった事が問題だと思います。
次の契約書には、しっかり明記して貰いましょう。

どの程度の照明器具か分かりませんが
地デジ工事は、オーナーの義務ですので
【お互いに請求無し】
でも良いのでは。

法的には、貸主側の設備を無断で撤去してしまったということでしたら、その責任は借主にあります。一方、地デジ工事は貸主側が行うべきものです（無断で借主が行って良いと言う訳ではありませんが）。
経済合理性から考えるならば、照明やエアコンは一定期間経ってしまうとほぼ無価値となってしまいます。この際設備を一新してしまえば次回の入居者には喜ばれることでしょう。地デジ工事は貸主が行う必要がなくなったということですから、お客様がおおよそ金額を見積もってみて問題ないようでしたら、このままで処理してしまうことも良いのではないかと考えます。

設備として、照明やエアコンが設置してあったので有れば、所有権は貸し主の物ですが、残置物として貸したので有れば、入居者が交換したエアコンは入居者のものです。
地デジのアンテナは、貸し主が交換すべき物です。
エアコンよりアンテナの方が安いので、アンテナ代を支払っても損はないかと思います。

エアコンに関しては以前使っていたものに関しては、残地物との事ですので
前に住んでいた入居者も使用しており、壊れたので交換されたとの事でしたら、
エアコンの撤去費用も入居者が支払っていると思われます。
新品に交換したのでしたら、引越しの際には持っていくのは通常と思われます。

エアコンが壊れた時に、家主に連絡ぐらいは入れる事が通常とは思いますが・・・

地デジアンテナの交換も入居者で行なっているのであれば、説備として家主がアンテナ
工事を行なわなければいけない所ですが、入居者が工事費用を支払ってくださって
いるのであれば、入居者にアンテナ説備と取り付けて頂いた事になります。

特約等が無い場合ですが・・・

解決策と致しましては、照明器具は入居者に渡して、今のまま和解をする事をお勧め致します。

本来、賃貸物件に付随する諸設備は賃貸人負担で賃貸人の所有権が原則と考えられます。
今般の質疑がエアコンと照明器具及びチデジ対応のアンテナの所有権等の事ですがまず
1.エアコンの所有権について
　回答：前入居者残置物として引き継いだ大家さんの所有権が妥当と考えられますがその後
　　　　故障して新しい物に交換した物を引越しの際取り外し持って行ったとの事であれば
　　　　入居者の所有権と考えるの相当と考えられます。
　　　　交換する前のエアコンを修理等して大家さんが費用負担した物を持って行ったので
　　　　あれば横領と考えますがこの問題は入居者の方が所有権と言う問題では正しいと考え
　　　　ます。
2.照明器具の所有権について
　回答：1と同様照明器具が破損し修理費を大家さんが負担したのであれば横領と考えられま　　　　すが故障して入居者負担で照明器具を購入したのであれば当然の権利と考えます。
3.チデジ対応のアンテナの問題
　回答：入居時テレビアンテナが設置させていない物件は首都圏の場合皆無に等しい程大家
　　　　さん負担設置してあると思います。
　　　　チデジ対応のアンテナを入居者負担で交換させて事の方が問題あります。
　　　　入居者の言う事を肩を持つ訳では有りませんがクレーマーの入居者で有れば1～3の
　　　　問題全てに大家さんに対して交換しろ等の申し入れが相次ぐ事は当然と考えます。
　　　　そう考えれば良い入居者だったのではないですか？

多少生意気な事を言うようですが今般のお悩みは賃貸経営では初歩的な問題です。
設備等は出来うる限り個人負担とし大家さんが修理費を負担せざるうをえない給湯器等に限定
し入居者が残して行く設備に対しては退室時の立会いで取り外して持って行くように薦める事で対応して下さい。