部屋がクリーニングされてないと退去の申し出が！腑に落ちない点がいくつもあって…｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

まずお聞きしたい事があります。

客付けしたのは、その管理会社でしょうか？
そうであれば、客付けした時に『現状引渡し』の説明をしていると思うのですが・・・

一般の客付けの場合であれば、
その客付け業者が【管理会社】に清掃が終わったのか？
それとも現状引渡しなのか？
を確認しなかったのでしょうか？

もし、確認していて、
管理会社から現状である旨を聞いていたのであれば、
契約の際の【重要事項の説明】で、
特記として『現状での引渡しである』と説明しなくてはいけません。

それをしていなかったとなると、
その責任は【客付け業者】の説明義務に不備があったと言えます。

また、【管理会社】は募集の際に、
『現状での募集』として募集していたのでしょうか？

そうでなければ【管理会社】の募集の仕方にも問題があります。

家主としては、管理会社から清掃不要と言われ、
それを信じてそのまま貸すとしたのであることから、
その責任は【管理会社】にあると言えると思います。

もし、不安視されている別途請求に関しては、
【管理会社】に責任があるので、その時は、管理会社に負担してもらうように
管理会社に対して申し伝えて下さい。

逆に、すでに入居者が説明を受けており、
それを知りながら言ってきているのであれば、
ただの言いがかりとなります。
この場合、違約金の２ヵ月分は徴収できます。

突っぱねていただいても結構ですが、
貸主の義務として、次に引き渡すに至って、
清掃をかける事は必要と判断される可能性もあります。

その場合は、清掃をしてあげないといけませんね。

どちらにしても、家主さんには特段責任は無いと思えます。

管理会社か仲介業者のどちらかもしくは双方に問題があったと推測します。

鍵の交換に関しては
『原則、家主の負担』です。

契約の際に『鍵交換費用を借主の負担』とするのは構いません。
それが納得できないのであれば、入居を断われば良いと言えますが、
入居してから今回のようにごねられると、分が悪いです。

『原則、貸主の負担』となっているからです。

理由としては『鍵も家主の資産の一部』だからです。
鍵交換は資産の価値を維持するための費用であり、
入居者に安全快適な暮らしをして頂けるよう設備を整えるのは貸主の義務だからです。

鍵交換費用を徴収するのは諦めた方が良いでしょう。

如何なる状況でも最低限クリーニングは入れた方が良いと
思われます。
退去後の物件を見渡して綺麗だなって思う事はありますが
キッチンや浴室など、一度使ってしまうと汚れてきます。
更に見えない部分などを見るとホコリや油汚れがあります。
浴室や洗面に関しては石鹸カスや水道水等に含まれるカルキなどが
鏡や壁面などに付着しています。

弊社とお取引させて頂いている管理会社では状況によりますが
約半年以上、空室だった物件に関しては入居前清掃をしています。

管理会社に物件の募集から管理迄を依頼されていて
今回のケースは貸主側としては納得出来ない部分が多いですね。

クリーニングはしていません、現状渡しですと言う事を伝えていない。
鍵交換は借主負担でお願いしますと言う事を何故契約前若しくは契約時
迄に了承して貰ってないのかと言う部分です。

貸主様としては今回の途中解約の条項で
二ヶ月分の家賃を払う必要があると言う部分は
管理会社がそこまで先の部分を借主に了承して貰ってないのなら
借主に支払って貰うのは少し無理があるように思います。
尚、鍵交換に関しても借主が紛失していないのであれば
今回は貸主様での負担が望ましいと思います。

今が一番良い時期です。
早々に次の募集が出来る状況を取られた方が良いと感じます。

よくあることではないと思います。
問題点は、クリーニングをしないと判断した業者、また入居者を案内した仲介業者にあると思います。
通常であれば入居前に部屋を見ているので、入居者は仲介業者から「現状有姿（渡し）」と説明があったはずです。
場合によってはその点に不備があり（仲介業者が「クリーニングを行う」等説明した）その問題を覆い隠すために穏便に解約に導いているようにも感じとれます。
入居前はどのような認識であったかを入居者に直接確認するのもよいでしょう。まずは重要事項説明書を確認なさることをお勧めします。