家賃滞納の高額な金額、保証人に全額請求できる？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

厳しい言い方ですが
３年分の滞納を連帯保証人に連絡もせずに、放置していたと判断せざるをえません。
連帯保証人に現状をしっかり話をし、支払いの義務があることを認識させなければなりません。

とはいえ、今出来ることは、これ以上滞納額を増やさない事です。
保証金はおいくら預かっていますでしょうか。
３６０万円を確保できる間に、退去させる以外に方法は無いと思います。

保証人の方に、今すぐ連絡を取り、滞納金額を伝える事が重要です。
請求する事はできますが、全額支払ってもらう事は非常に難しいと
思われます。

今の滞納金額をしっかりと把握し、弁護士さんに相談し、内容証明郵便を
本人、保証人両方に送る事から始まる事をおすすめ致します。

※　この金額ですと、契約当事者どうしで話しても解決の糸口は見えてこない
　　ように思います。

連帯保証人か保証人の違いで対応は変わってきますが請求は出来ます。
しかし高額になるまで保証人へ知らせないことについては最近問題にはなっているようです。

出来れば滞納が始まり改善が見込めない段階で保証人を含めて相談をしたほうが
保証人のためにもなりますのでトラブルは少ないと思います。

入居者に保証人が現状を承知しているのか、また入居者から保証人へ連絡をして結果次第にて
対応等トラブルは少ない方法を数種あると思いますが、至急対応することが必要に思われます。

長期間保証人と連絡を取って居ない場合、保証人と連絡がとれないと言うことも多いので
その確認もあわせて至急対応したほうが良いです。

連帯保証人であれば、当然請求できますが、払って貰えるんどうかは分かりません。
金額が大きいので、これ以上にならないよう、早期の内に手続きして下さい。
一度、連帯保証人に連絡して、払って貰えそうでなければ、弁護士に依頼することをお奨めします。

保証人若しくは連帯保証人へ全額請求することは当然出来ますが、裁判になると減額される可能性があります。
滞納額が膨大になってからいきなり保証人へ請求するのはあまりにも酷であろうという側面と、
滞納額が膨らむまでに連帯保証人へしっかりと請求すべきであったという側面から、債務が減縮
あるいは過失相殺されるようです。

本来であれば延滞が発生した時点で保証人に請求すべきです。もちろん保証人は借主の代わりに支払わなければならない義務はありますが、３年分も溜まった状況で初めて請求するという場合はその全てが認められるのは難しいかもしれません。
延滞が発生した時点で保証人へ通知していれば、例えば保証人が借主に対して退去を勧告するなど事態が悪化しない措置を取れた可能性が高くなるというのがその理由です。

法的手続きを取るべきです。　

どんどん悪化していくと思います。