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高齢入居者が亡くなったことを想定して残置物を放棄又は貸主とするという特約は有効でしょうか?

高齢入居者が亡くなったことを想定して残置物を放棄又は貸主とするという特約は有効でしょうか?

解決済み 回答数:2件
  • 質問者:しのちゃんさん
  • 相談日時:2019/11/28(地域:石川県)
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気になった! 586
高齢者の一人暮らしの場合万一亡くなった場合を想定して、亡くなった場合は建物内にある残置物の所有権を放棄するもしくは貸主とするという特約は有効でしょうか。


相続人がいる場合は相続人に請求できると思いますが、実際に相続放棄などされた場合はどうなるのでしょうか、教えてください。
こちらの内容は、2019/11/28時点の情報です。 閲覧者ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用 いただくようお願いいたします。
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【回答会社】
不動産会社
株式会社三野 北前店
回答日時:2019/11/28

有効にできないことはありませんが、消費者契約法第10条や借地借家法第30条、民法第90条も考慮しないといけませんので、事前説明や特約の記載内容をそれらの法に触れないようにしないといけません。
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ベストアンサー以外の回答
【回答会社】
弁護士
六甲法律事務所
回答日時:2019/11/29


そのような内容の特約は、
消費者である借主に一方的に不利益を課す内容になってしまいますので、法的には無効となってしまう可能性があります。

もちろん、法的には無効となる可能性があるとしても、
実際にその旨の特約をし、亡くなられたあとに残置物を処分したのち、相続人があらわれた場合に、その契約書を見せることで、相続人が納得されるケースもあるでしょう。
残置物が価値がないものであればあるほど問題になるリスクは低いと思われます。
ただ、もちろん価値がなくても、あくまで遺品ですので、思い出の品などもあるでしょうから、事前に相続人と協議しておくのが無難です。こちらが特約にしたがってすべて処分したあとに、相続人が現れ、特約が無効であることを前提に、たとえ価値はなくても思い出の品を処分されたとして慰謝料を請求してくるかもしれません。

このように現実的にはその特約をいれることで終結できるケースもあるでしょうが、争われれば法的には無効な可能性があります。

このようなリスクを回避するためには、
借主に一方的に不利益を課す条項ではなくするため、対価を払って買い取る(一部家賃の減額や敷金で精算するなど)形にするというのも考えられるとは思います。

また、相続人が相続放棄した場合、次の順位の相続人が相続することになりますが、すべての相続人が相続を放棄してしまうと、誰のものでもなくなります。
この場合、法律を厳密に適用すれば、相続財産管理人という者をつけるよう裁判所に申し立てて管理処分してもらわなければいけないという大きな話になり、これには予納金として相当な費用もかかるため、現実的ではありません。
相続人が誰もいなければ事実上問題視してくる人もいないので、実際には処分してしまうのが実情なのかなとは推測されますが・・・

いずれにせよ、少しセンシティブな問題ですので、弁護士への相談をおすすめします。

こちらの内容は、2019/11/29時点の情報です。 閲覧者ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用 いただくようお願いいたします。
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