騒音を理由に管理会社に苦情が入り、医療費と慰謝料の請求をされています｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

隣地の要求が過大な印象です。受忍限度を超えない生活音であれば，法的に治療費や慰謝料の請求に応じる必要はありません。受忍限度を超えることは，先方で主張立証する必要があります。

ただ，調停が不調となった場合には，訴訟を起こされる可能性も視野に入れておく必要があります。

そうすると，隣地の要求のうち，合理的根拠のありそうなものとなさそうなものに仕分けして，合理的根拠のありそうなものについては，相応の対応はして，その証拠を残しておくことが重要になります。

既に，「看板設置、境界にフェンス設置、防犯カメラ設置、騒音調査」等に協力されているようですから，その点かなり証拠は残っているかと思いますが，調停申し立てに対しても，調停に初めから出て行かないというのは，後で訴訟になった場合の印象が悪くなる可能性がありますので，一応調停には出席して，隣地の要求のうち，合理的根拠のありそうなものについては，相応の対応はするという姿勢を見せつつ，合理的根拠がないと考えられるものについては，毅然として拒否するというメリハリの付いた対応がベストだろうと思います。

一度面談の上で正式に弁護士にご相談されることをお勧めいたします。

オーナー様ご自身で対応が難しいようであれば、今後の件を含め弁護士へ一度相談したほうが良いかもしれません。