相続した築40年約50坪の貸し工場、修繕費用は貸主が負担？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

契約内容がどのようになっているのかが不明ですので、一概には言えませんが、そもそも事業用の契約は、居住用と異なり、契約すれば、契約どおり(事業者は消費者ではないので)です
従って、躯体や主要構造部(屋根、柱、壁、土台)の不具合で無い限り、貸主に修繕義務はないと考えられます。
ご質問の床は借主の使用によって磨耗または毀損しているので、借主負担と考えられます。

契約書に賃貸中の損耗に依る修繕は、借り主負担と明記してある場合を除き、想定内の使い方での損耗は、貸し主の負担になると思います。
工場の場合コンクリート床も建物の主要構造部と同等と考えられるので、建物の老朽化に伴う修繕と同じだと思います。

工場や事務所・店舗の契約の場合は業種や作業内容によって細かく修繕時、退去時の対応（負担割合等）を決めておいた方が良いのですが･･･、決めていなかったとすればこの期に話し合われておいた方が良いと思います。