老朽化のため立ち退きを検討中！生活保護受給者の場合、引越し費用など補助が出る？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

生活保護受給者の方の場合、賃料・新居の契約費用は自治体から補助していただけます。
各自治体により、契約費用の上限が決まっていたり、引越し費用も各自治体によって判断は違うようですので、入居者の方が保護を受けている自治体の、生活保護担当者の方に直接確認するのがベストです。

生活保護受給者の方の場合は、正当な事由がないと簡単には転居が認められないようですので、今回のケースの場合は、老朽化の為建替え等する旨を文書にて、入居者の方(各自治体）にお知らせして下さい。
（弊社では、生活保護受給者の方から「建替えの為、引越しをしなければならない」とご相談があった場合、自治体へご連絡するとすぐに対応していただいております。）


耐震強度は、ネットで「耐震強度診断」と検索していただくと専門業者様が出てきます。
ご近所の不動産屋さんにも、ご相談してみるとご紹介していただけるかもしれません。

弊社は、「日本木造住耐震補強事業者協同組合」と業務提携しております。
https://www.onayamiooyasan.com/jump.php?SL2168

法的な観点からしますと、ただ老朽化しただけ（住めないことはないという状況）では退去していただくことはできません。
任意の交渉となりますので、退去にかかる費用などをお客様のご負担で入居者にご提示することになります。やむを得ない退去でなければ公的機関からの補助はないと思います。
耐震診断については物件所在地の役所にご連絡ください。
耐震診断費用だけでなく耐震工事の一部についても補助が出るところがあります。
その際業者も紹介してもらえるはずです。