大家の承諾無しに賃貸契約書の貸主が不動産会社に！｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

管理を不動産会社にお願いする場合は、管理会社が家主の代理人として貸主欄に記名押印することがございます（サブリースの場合もございます）。
管理契約の内容にもよりますので、疑問点は余すことなく管理会社にぶつけてみてください。誠実に回答してもらえる先でしたら問題ないように思います。

新人オーナーさん

初めまして。司法書士の片桐と申します。

管理を委託した不動産会社は、管理業務だけを委託しただけで賃貸借契約自体の代理を委託したわけではないのですよね？

賃貸借契約の媒介を委託したのであれば、賃貸借契約書には新人オーナーさんの署名押印が必要になりますので、承諾無く、その不動産会社が勝手に賃貸借契約は締結できないはずです。

仮に、その不動産会社との間で賃貸借契約の代理の委託をしていたとしても、本人の意思確認をしないで契約関係を進めることは一般的にあり得ないかと思います。

また、転貸借をすることを承諾した前提で賃貸借契約をしているわけでもないなら、不動産会社が貸し主となって賃貸借契約をすることはできないです。

さらに、管理業務の一環として、賃貸借契約書を保管していることがあるとしても、その内容の閲覧あるいは写しの交付依頼があれば応じてくれると思いますので、その不動産会社にもっと状況確認をした方がよいかと思われます。

何かご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。

新人オーナーさん

ツインライフの中村です。
質問にお答えいたします。

不動産会社によっては、仲介業務を主とする会社もあります。そのような会社と管理委託契約を取り交わす際は、任せたままにしますと不動産会社に都合の良いように賃貸借契約を交わす場合がありますので、キチンと管理委託契約を交わす際に取り決めすることをお勧めします。

○　賃貸借契約締結前に契約条件を報告させる。
○　大家さんの承諾なしでは契約させない。
○　賃貸借契約書の押印を勝手にさせない。

以上の３点くらいは条件にした方がいいかと思います。
初めが肝心ですので、不明な点は管理委託契約前に確認して下さい。

どのような契約で不動産会社に依頼しているのでしょうか？

不明点は必ず明確にする必要がありますので再度不動産会社によくご確認するほうが良いと思われます。