電柱移設による地役権が発生する土地は土地利用・売却で不利益がでますか？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

　一戸建ての貸家を建て替えようとしています。
敷地内の道路沿いにＮＴＴの電柱と支線があり、電柱には街灯もついています。
建替にあたり、電柱等がある部分を駐車場にします。
そうすると電柱等が車の出入りの邪魔になります。ＮＴＴに相談すると、「この電柱はもうなくてもよいから撤去したい」という意向でした。

ところが、街灯の撤去を町会長に相談に行くと、「街灯の設置希望が多い中で減らすことはできない。町会や市の費用負担で移転させるのも難しい」とのことでした。
町会長は「町会の役員や市に相談するが、撤去、移転の可能性は低い」とのことです。

　電柱については、ＮＴＴからわずかな地代をもらっています。
街灯については私もＮＴＴも対価をもらっていません。電柱や街灯を敷地内に設置することは、私の前の土地建物所有者が承諾したのだと思われます。
街灯をＮＴＴの電柱に取り付けることは前の所有者は承諾していないかもしれません。街灯などについて、町会に対して善意で承諾すると永久に負担を忍従しなければならないのでしょうか。

　妥協案として、電柱と支線を敷地内の前面道路から見て奥の位置に移動してもらったらどうかと思っています。しかし、そうすると駐車場にしようとする部分の上を少し電線が通ることになります。

　電線が通ることを承諾すると、地役権等が発生して今後の土地利用、売却に関して不利益がでますか？
敷地の電線が通る部分はわずかで奥行きも小さく、その部分に普通に建物を建てることはあまり考えられません。

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