契約更新の契約内容・書式変更による問題点・解決方法とは？｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

借主は以前の更新の契約内容より、今回の更新の契約内容が不利【更新料が2万円上がる】になる内容の為、前の条件で更新をお願いしたいと思っているのではないでしょうか？
契約条文に関しては、なんともいえませんが、借主の方とよく協議をして進めた方がうまくいくと思いますよ。
よく話し合って見た下さい！

借地借家法・消費者契約法は貸主にとって厄介な法律ですが、その前の段階である契約自由の原則から交わす契約書までは法遵守していれば制限はありません。故に、指定の契約書で締結しましょう。更新料が２万円高くなる、という理由はどうでしょう。原契約より上がるということでしょうか？ならば、厳しいですね・・・。更新料は原契約と同額か減額が基本線です。

更新をしても当初の賃貸借契約書（原契約）の内容は有効ですので、賃料等条件が変わらなければさほど神経質になる必要はないと思います。
更新書面はどちらが優先ということではなく双方が合意することが条件ですが、案文は貸主からの提示が一般的です。
結果として双方合意ができない場合は法定更新となります。
その場合も原契約は有効です。