認知症の祖母に代わり立ち退きを要求したい！雨漏りや瓦が落下したりなど老朽化が…｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

法的な権利を得るには、「成年後見制度」を利用し、
裁判所からご相談者様、又はご兄弟が「後見人」として
認められないといけません。

現在の状況ですと、契約の更新など、不動産にかかるほとんどの
手続きが正しく出来ないかと思いますので、
上記制度の利用には費用・期間がかかりますが、
まずはその手続きをなさることをご検討下さい。

また、権利を得たとしても、修理すれば使える、という状況では老朽化を理由に
退室を要求することは難しいかと思います。
店舗なので退去費用も嵩むかもしれませんが、
引越し費用を負担して退室してもらうか、
現状の事故があった際の保障のみが心配であれば、
保険を利用するのはいかがでしょうか。

入居者が通常加入するのとは別に建物にかける保険には、
火災のほか、水漏れやご質問にあったような建物の瓦が落ちて
通行人にケガをさせてしまった場合の保障もカバーしている商品もあります。

「成年後見制度」につては他の回答者の言われる通りですので手続きを進めるべきだと思います。
立ち退きについてですが「瓦などが落ちてきて人様に危害を加えても祖母は保障できない状態なので…」ということであれば修繕してあげることで解決することでしょう。
考え方ですが、借主がいて一定の収益をあげているのであれば立派な事業です（将来そこで生活するつもりがあれば別ですけど）、人通りもあるのであればそれなりの資産価値も有る物件と言えるでしょう、継続して収益を得ていてはどうでしょうか。

家庭裁判所から『成年後見人』に指定してもらってください。

審判を受ければ指定してもらえますので、
それ以外は、動き様がありません。

ただ、本人に代わって法的責任も負いますので、
難しいと感じる場合は、弁護士などになってもらうことも可能です。

最寄の家庭裁判所に相談してみてください。

また、店舗にかんしては修繕しないといけませんね。
もし落下物が祖母の持ち物とみなされるものであれば、
通行人に当たったりした場合、損害賠償が発生してしまいます。

危ないようであれば、保全処置をした方が良いでしょう。

老朽化の度合いにもよりますが、
拝見した限り、後見人の審判を受けるのに時間がかかる怖れがありますので、
建物の保全を優先で行なっていく方が良いかと思います。

確か建築基準法の１０条が該当すると思いますので、
特定行政庁に相談してみてはいかがでしょうか？

該当するようであれば、ご相談者さん以外であれば賃貸されているお店の人が、
占有している賃借人権限で修繕もしくは改築できたと思いますよ。