空室を対策でリフォームを検討していますが、夜勤の入居者への対応はどうしたら良いでしょうか｜専門家に無料相談できる賃貸経営Ｑ＆Ａサイトはお悩み大家さん

趣味や慈善活動で賃貸事業をなさっているのならば別ですが、営利事業で賃貸経営をなさっているのであれば、古い貸家のリフォームを検討する場合は、その建物の寿命や現状のデザイン性、立地なども踏まえてリフォームが本当に必要なのか？リフォームで支出した資金はどの程度で回収できるのか？リフォームした後の家賃はどの程度アップできるのか・・・などをよく検討して実施の可否を決めるべきものであると考えます。当然、そのリフォームが経営にプラスになるかも再度検討なさることをおススメします。

工事中の対処も、その様な観点からある程度はドライに考えることも重要です。

１．大家側ではリフォーム工事中の隣の入居者への別でお休みしていただく費用負担は妥当か？

本来は不要です。
しっかりしているある大家さんは菓子折りと新品の耳栓をもってお願いに行きました。違う部屋で休むことが嫌な方もいるので「音」に関して上手く対処できれば問題ないのではないかと思います。

２．ほかで休んでいただく場合、日帰り銭湯利用料をリフォーム工事期間のみ回数券などで負担しようと思っているが妥当か？

これも不要です。

３．更に、昼食代までは負担しなくてよいか？

これも不要です。

４．ほかに良い方法があるでしょうか？

入居者さんの属性にもよりますが、菓子折り（ビール券等でも可）をもって丁寧に説明したうえで、音に関しては耳栓などを用意してお願いするので十分なのではないかと思います。
なお、来れば金銭を出すことは控えてください。何かある度にお金が出るのではないかと期待する入居者になってしまう可能性があります。


経営ですから、予算組の段階から考え、過度な対応は控え、不必要な支出は行わないように計画を立てましょう。

賃貸経営のためオーナ様の考え方次第で良いと思います。
過度な対応はせず苦情が出たときの再度検討しても良いかもしれません。